学会の活動
広報塾
時代に見合った、会員の関心の高いと考えられるテーマを取り上げ、講演とディスカッションを行う、会員による会員のための相互研鑚の場です。事業委員会が主催している広報塾を紹介します。地域部会が中心となっている主催している広報塾は、地域部会のページで紹介しています。
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第111回広報塾 「その記者会見、会社潰しますよ」マスコミを味方につける危機管理広報の著者で元毎日新聞社会部記者が登壇します。
日本広報学会「広報塾」開催のお知らせ
第111回 広報塾
「その記者会見、会社潰しますよ」マスコミを味方につける危機管理広報の著者で元毎日新聞社会部記者が登壇します。
~元毎日新聞社会部長が語る、報道現場から見た危機管理広報の真実~
企業不祥事や事故、情報漏洩、内部告発など、企業を取り巻くリスクは年々複雑化している。
一方で、多くの危機管理広報論は「企業側の視点」で語られることが多く、実際に報道する側が何を考え、どのような判断で記事化し、どのような企業対応を評価するのかについて学ぶ機会は限られている。
本企画では、毎日新聞社社会部長を務め、雪印食品牛肉偽装事件など数々の企業不祥事を取材してきた黒川昭良氏を講師に迎える。
黒川氏の新刊「マスコミを味方につける危機管理広報」は、架空の食品会社の産地偽装事件を題材とした小説形式で危機管理広報を疑似体験できる構成となっている。
物語を通じて、
・なぜ不祥事は発覚するのか
・なぜ初動対応が失敗するのか
・なぜ記者会見は炎上するのか
・なぜ企業は「危機の繭状態」に陥るのか
をリアルに体験しながら学ぶことができる。
さらに後半では、著者が長年の取材経験から導き出した
「危機管理広報 五箇条の心得」
について解説いただき、危機発生時に企業が取るべき行動原則を整理する。
広報担当者だけでなく、経営者、管理職、研究者、学生にとっても有益な学びの機会となることを目指す。
【開催概要】
日時:10月20日火曜日 18時開始
受付:アーク森ビル一階臨時受付 17時30分から18:15分まで
会場:㈱マテリアル35階
アーク森ビルへのアクセス
http://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/building/roadmap/ark/ark.php
定員:40名(定員になりましたら自動的に締め切ります)
参加:会員以外でも参加可能。無料
申し込みは以下
■講師
黒川昭良 氏
元毎日新聞社社会部長
元毎日新聞出版株式会社社長
編集工房「朝毎讀」主筆
京都大学法学部卒業後、毎日新聞社入社。
大阪府警キャップ、社会部デスク、社会部長、編集局次長、出版局長、毎日新聞出版社長を歴任。
雪印食品牛肉偽装事件をはじめ、数々の企業不祥事や企業犯罪を取材。
現在は企業・大学向けの危機管理研修講師として活動。
■著作紹介「マスコミを味方につける危機管理広報」
■当日の主な論点
第一部
報道現場から見た企業不祥事
・社会部記者は何を見ているのか
・内部告発はなぜ起きるのか
・スクープはどう生まれるのか
・企業はなぜ判断を誤るのか
第二部
「その記者会見、会社潰しますよ」
・失敗会見の共通点
・トップ会見の重要性
・危機の繭状態とは何か
・メディアスクラムの実態
第三部
危機管理広報 五箇条の心得
①平時からの備え
②組織の結束
③初動24時間
④誠実な謝罪
⑤メディアとの信頼関係
その後質疑応答~解散 19時30分ごろ現地解散予定
■お問い合わせ
事業委員会:田代tashiro@materialpr.jp
第110回広報塾 「日本版FARA(外国代理人登録法)導入と広報・PR実務― SNS広報・ステルスマーケティング・外国勢力の影響工作 ―」
日本広報学会「広報塾」開催のお知らせ
「日本版FARA(外国代理人登録法)導入と広報・PR実務― SNS広報・ステルスマーケティング・外国勢力の影響工作 ―」
近年、世界各国で「外国勢力による影響工作」や「情報操作」をめぐる議論が活発化している。
日本でも現在、「日本版FARA(外国代理人登録法)」導入に向けた議論が始まりつつある。
FARA(Foreign Agents Registration Act)は、外国政府・政党・外国企業などから依頼を受け、広報・宣伝活動、政治活動、ロビー活動などを行う個人・法人に対し、その活動内容や契約関係の登録・報告を義務づける米国の連邦法である。
本講座では、
・FARAとはどのような制度なのか
・なぜ今、日本で議論されているのか
・SNS時代の「影響工作」とは何か
・ステルスマーケティングとの境界
・選挙や世論形成への影響
・外国企業をクライアントとする広報・PRエージェントや広告代理店への影響
・企業広報に求められる透明性と説明責任
などについて、国内外の事例を交えながら解説する。
情報流通、広報倫理、AI時代の情報空間、民主主義とPRの関係を考える上でも、極めて示唆に富む内容となる予定である。
研究者、実務家、企業広報担当者、学生など、幅広い皆様のご参加を歓迎します。
■講師プロフィール
北島 純 氏
日本広報学会理事(SNS選挙研究会所属)社会構想大学院大学
【開催概要】
日時:9月28日17時30分受付開始 18時講演スタート
■会場:㈱マテリアル 35階会場
アクセス:アーク森ビルへのアクセス
http://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/building/roadmap/ark/ark.php
受付:アーク森ビル一階に臨時受付デスクを設置します。18時15分には撤去します。
当日連絡先:08098143480(田代)
■定員:先着順で40名(定員になりましたら自動で締め切ります)参加無料
■お問い合わせ
事業委員会:田代 順tashiro@materialpr.jp
第109回広報塾 2040年の社会と広報/未来の広報シリーズ「2040年の広報、メディア、ジャーナリズム、社会の姿とは」(第3回/最終回)
人型ロボットが家族の一員となり、完全自動運転が実現していて、25%の確率でAIが人間を超える技術的特異点(シンギュラリティ)を迎えるともいわれる2040年。
Z世代のリードの下、α世代(2010年代~2020年代半ば生まれ)がフィジカルAIと共存(対立?)しながら社会の主役になろうとしている時、広報はどのようなあり方をしているのか?(ただし、職種としては存在していない可能性も含む――)
もし2040年、人間の能力の多くがAIによって補完され、「知識を持つこと」や「正解を知ること」の価値が大きく低下しているとしたら。
もし、働くことの多くをロボットやAIが担い、人々が「何を生産するか」よりも「何のために生きるのか」を問われる社会になっているとしたら。
もし、国家や企業への帰属意識よりも、価値観や目的を共有するコミュニティとのつながりが重要になり、人々が複数の共同体を行き来しながら生きる社会になっているとしたら。
もし、人生100年時代を超え、120年、150年という長い時間軸で人生設計を考えることが一般化し、「教育→仕事→引退」という近代的な人生モデルそのものが成立しなくなっているとしたら。
もし、人間とAIが競争するのではなく、それぞれの強みを活かして共創することが社会の前提となっているとしたら。
その社会は、より豊かで幸福な社会なのでしょうか。
それとも、効率化や最適化が進む一方で、人間らしさや多様性が失われていく社会なのでしょうか。
また、そのような社会において、企業、行政、市民、地域コミュニティはどのような関係を築くべきなのでしょうか。
そして広報は、単なる情報発信や評判形成のための機能として存在し続けるのか。
それとも、多様な価値観を持つ人々や組織が相互理解を深め、共に未来を構想するための社会的な基盤へと変化していくのでしょうか。
本セミナーでは、このような仮説も含めながら、技術進歩と社会変化の長期的な潮流を踏まえ、「2040年の社会と広報」の姿を多面的に検討します。
それは同時に、
「人間とは何か」
「幸福とは何か」
「社会はどこへ向かうのか」
という問いを、私たちに突きつけることでもあります。
■登壇者
中間真一さん
株式会社ヒューマンルネッサンス研究所, 代表取締役社長。慶応義塾大学工学部卒業、埼玉大学大学院(経済学)修了。株式会社ヒューマンルネッサンス研究所の創設メンバーとして参画し、オムロン創業者らによる未来予測理論「SINIC理論」を活かした未来社会研究に従事して現在に至る。「自動」「自律」「自然」をテーマとした人とテクノロジーのインタラクション、「遊」「学」「働」の未来展望など、創設以来Do tankを目指し、フィールドで未来予兆を探索し、「てら子屋」など未来の担い手が育つフィールドづくりも手がける。共著書に『スウェーデン―自律社会を生きる人びと―』(早稲田大学出版部)、『北欧学のフロンティア』(ミネルヴァ書房)など。
岩澤康一(司会・ファシリテーター)
日本広報学会理事・事業委員。株式会社 Key Message International代表取締役。
■開催日時・場所:
2026年9月9日(水)17:00~18:30(ZOOMによるオンライン開催)
・形式:オンライン開催(アーカイブ配信はございません)
・参加費:無料
・事前申込制
■参加資格:
日本広報学会会員以外の方もお申込みいただけます。お申込みをいただいた方にはZoomのURLをメールでご案内します。
■問い合わせ:
日本広報学会 事業委員会 委員長 田代 順 tashiro@materialpr.jp
第108回広報塾「砂漠に水を撒いていないか──AI検索、SNSアルゴリズム変更で問い直す企業情報発信」
日本広報学会「広報塾」開催のお知らせ
「砂漠に水を撒いていないか──AI検索、SNSアルゴリズム変更で問い直す企業情報発信」
近年、生成AIの普及によって、人々の情報収集行動は大きく変化しつつあります。従来のように検索エンジンを経由して企業サイトへ流入するのではなく、AIによる要約や回答の提示によってクリックされないまま情報取得が完結する「ゼロクリック」が問題となり「人でなくAIに読んでもらう情報」が重視される傾向も見えてきました。
また、Meta社をはじめとする主要SNSプラットフォームでは大幅なアルゴリズム変更が続き、ニュースサイト/企業アカウントによる情報が届きにくくなっています。これにより、これまで広報・PR実務の前提となっていた「メディアリレーション」「SEO」「SNS運用」「オウンドメディア運営」のあり方が大きく変化するタイミングが来ています。
本講演では、AI時代における情報流通構造の変化を整理しながら、企業広報・PRが今後どのような発信をしたら良いのかをみなさんと考えます。
具体的には、
・生成AIによる検索・情報取得行動の変化
・ゼロクリックが企業情報発信に与える影響
・SNSアルゴリズム変化による情報流通構造の変化
・一次情報の重要性と企業オウンドメディアの役割
・AI時代におけるPESOモデルの再整理
などを、研究フォーラムでお話しした内容をベースに、最近の実務事例や現場で感じている変化も踏まえてアップデートしながら共有したいと考えています。
■登壇者プロフィール
加藤 恭子(かとう きょうこ)
株式会社ビーコミ 代表取締役
記者・編集者、企業の広報・マーケティングマネージャーを経て独立。国内外企業の広報・PR活動を20年以上支援。
青山学院大学大学院、東京経済大学大学院でコミュニケーションを学ぶ。現在は成城大学およびサイバー大学にて広報・コミュニケーション関連科目の講師を務める(非常勤)。日本パブリックリレーションズ協会認定PRプランナー、AMEC認定プログラム修了。日本マーケティング学会常任理事(PR部会リーダー)。
AIやSNSなどのテクノロジーに関心を持ち、実務と研究の両面から企業コミュニケーションのあり方を探究している。
著書に「話題にしてもらう技術」(技術評論社)、「広報コミュニケーション基礎」(宣伝会議・共著)など。
【開催概要】
日時:8月26日水曜日 17時オンラインライブ開催
会員以外の参加も歓迎します。参加無料
【お問い合わせ】
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