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第98回広報塾 PR発想で商品コンセプトを開発―現代の生活習慣から着想した、花王「ながら磨き」からPRの拡張性を紐解く
概要 | 社会時流や人々の習慣に呼応する、PR発想が注目される昨今。 花王のオーラルケアブランド「ピュオーラ」は、現代の生活習慣である、歯磨き中に別のことをする「ながら磨き」の利用シーンを前面に押し出した生活者の本音に寄り添うコンセプトを開発しました。 マーケティングプランを機能させる部分施策としてPRを捉えるのではなく、パブリックリレーションズの拡張性とポテンシャルについて紐解いていきます。 上流の商品コンセプトからPR発想を取り入れるという、革新的な事例をもとに、当日は、「ながら磨き」を手掛けたプロジェクトメンバーである株式会社マテリアルのPRプランナー菅野瑞樹氏と、花王株式会社 パーソナルヘルス事業部 オーラルケア ブランドマネジャー鈴木裕之氏をお迎えし、講演を開催致します。 【関連事例紹介】 ▶ 「ながら磨き」習慣に着目 利用シーンを前面に押し出した新CM、花王 (AdverTimes 記事) https://www.kao.co.jp/pyuora/hamigaki/ 広報・PR担当者、マーケターにとって、PRが製品開発やブランド体験にどこまで寄与できるのかを実感できる90分。参加者の皆様には質疑応答の機会も設けます。 |
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登壇者 | 菅野瑞樹氏(株式会社マテリアル PRプランナー) 1998年・福島県生まれ。早稲田大学卒業後、PR Agencyマテリアルに新卒入社。 toCやtoBまで様々なPR企画を担当し、商材のコミュニケーション施策だけでなく、マーケティング領域の統合プロジェクトや、PR発想を起点とした企業の長期的なブランドコミュニケーション設計も手掛ける。2024年、メインプランナーを務めたバイトル「高校生アルバイト応援プロジェクト〜闇バイトから身を守る〜」でACC TOKYO CREATIVITY AWARDS受賞、PRアワード受賞。ほか受賞歴に、味の素「冷凍餃子フライパンチャレンジ」ADFEST GRANDE GOLD受賞/Spikes Asia GOLD受賞。メルカリShops「3Dシャッター店舗in渋谷」PRアワード受賞。 鈴木 裕之氏 花王株式会社 パーソナルヘルス事業部 オーラルケア ブランドマネジャー 2005年花王株式会社入社。販売部門を経験した後、ビオレ・ニベア・SOFINA iPなどスキンケアブランドのマーケティングに従事。「SOFINA iP」では、商品全体の戦略設計からスローガンの刷新、価値構造の再定義までを担い、ブランドの再成長を牽引した。 現在は、「ピュオーラ」「クリアクリーン」「ディープクリーン」を擁するオーラルケア事業を担当。生活者の本音や行動を起点に、商品・広告・PR・使用体験までを一貫したコンセプトで設計する“統合型ブランディング”を推進。単なる機能訴求にとどまらず、「ながら磨き」など生活者の本音や行動に根ざした利用文脈をてこに、本能に響く“入口設計”と機能価値の“自分ごと化”の実現によって、独自性のある強いブランドづくりを目指している。 |
開催日時: | 2025年8月28日(木)18:00~19:30 ごろ解散予定 |
タイトル: | 第98回広報塾 PR発想で商品コンセプトを開発―現代の生活習慣から着想した、花王「ながら磨き」からPRの拡張性を紐解く |
参加費: | 無料 |
募集人員: | 80名 |
参加資格: | 日本広報学会会員以外の方もお申込みいただけます ZoomのURLはお申込みをいただいた方にメールでご案内します。 |
問合せ: | 日本広報学会 事業委員会 委員長 田代 順 tashiro@materialpr.jp |
参加ご希望の方は下記申込みフォームに必要事項をご記入の上、お申込みください。