学会の活動

研究会報告

ここでは、研究事例・交流部会、研究会(学会助成研究)での活動についてご紹介します。

次回開催予定 Next Event

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理論研究部会2020

本研究事例・交流部会では広報の理論的知見や広報理論の実務に対する示唆を把握するため、
毎月英語文献の輪読会をオンラインで開催しています。担当者がレジュメを用いて報告し、
全員で議論を行います。参加希望の方は国枝( t_kunieda@sophia.ac.jp )までご連絡ください。

【活動報告】


第17回 10月16日、山村公一(TSコミュニケーション)、事例研究
Cutler, A. (2004). Methodical failure: The use of case study method by public relations researchers.
Public Relations Review, 30(3), 365–375.
https://doi.org/10.1016/j.pubrev.2004.05.008

本論文はPublic Relations Reviewに掲載された事例研究/ケーススタディ論文を抽出・分析し、
その特徴や課題について整理している。PR研究の三分の一は事例研究であるにも関わらず、
他の社会科学分野に比べて研究手法の批判的検証がほとんどされていないという本論文の指摘は
日本の広報研究にも当てはまる。


部会ではその後刊行された事例研究の方法論に関する論文なども参照しつつ、
事例研究の種類や方法について議論を行った。

【予告】


第18回 11月20日 西川順子(東京工業大学)、パブリック・ディプロマシー
Golan, G. J., Manor, I., & Arceneaux, P. (2019).
Mediated Public Diplomacy Redefined: Foreign Stakeholder Engagement via Paid, Earned, Shared,
and Owned Media. American Behavioral Scientist, 63(12), 1665–1683.
https://doi.org/10.1177/0002764219835279

 

主査:国枝智樹

「国際化タスクフォース」イメージ画像

国際化タスクフォース

海外の広報研究発表大会の発表募集案内(Call for Abstracts)が届いております。
以下、締め切り日程順にご紹介します。

■IPRRC/国際広報研究発表大会


大会名: 25th International Public Relations Research Conference
テーマ:Research that impacts the profession in public relations
開催地:(対面)Orlando, Florida
大会日程:March 3-5, 2022
発表申込締切:November 15, 2021
参考サイト:https://www.iprrc.org/call-for-papers

■AAPRC/アジア太平洋PR研究教育ネットワーク


大会名:6th International Research Symposium of the Asia-Pacific Public Relations Research and Education Network's (APPRREN)
テーマ:Reframing Risk and Rebuilding Community: PR Research and Pedagogy for a Post COVID Recovery
開催地:(オンライン)Department of Communications and New Media, National University of Singapore
大会日程:February 10-11, 2022
発表申込締切:December 10, 2021
参考サイト:https://www.jsccs.jp/.assets/APPRREN-2022-CFP_Final2.pdf

■IHPRC/国際広報史研究発表大会


大会名:12th International History of Public Relations Conference
開催地:(ハイブリッド予定)Bournemouth University, UK
大会日程:July 6-8, 2022
発表申込締切:January 21, 2022
参考サイト:https://www.jsccs.jp/.assets/IHPRC-2022---Call-for-Papers_final.pdf

国際化タスクフォース 国枝智樹(上智大学)

「九州地域の組織体における広報の在り方」事例研究・交流部会」イメージ画像

九州地域の組織体における広報の在り方」事例研究・交流部会

前年度に引き続き「NPO法人くまもと新創生プロジェクト」と共同開催の
「くまもと元気かい」講座を継続開催。コロナ禍で2回延期したが再開。

【第6回講座】

◎日時:2021年10月21日(木)18:30~20:00 (対面・zoom両面で開催)
◎会場:熊本県民交流館パレア会議室2(鶴屋百貨店東館9階)
◎テーマ:古くからある事業の承継と新しい事業のあり方

~最近の不動産トレンドとコスギグループ戦略について~

◎講師:コスギ不動産専務取締役 小杉堅太氏

九州東海大卒業後、ボストンとニューヨークで語学留学。
東京の不動産会社で修行後親元の小杉不動産に就職。
取締役に就任するとリゾート事業も担当、専務として清正製菓M&Aで社長に…。
明確な経営理念、社是を浸透させつつ「楽しくなければ仕事じゃない」をモットーに
事業拡大を図る。

関連の阿蘇ハイランド・ゴルフ周辺の乙姫の森、湯ら癒ら、ASOFORETを
トレーラーハウスでつなぐフランピングビレッジ構想、
大家族主義に基づく社員ゴルフコンペ、ボーリング大会、社内表彰制度、
海外の高級リゾート旅行は最高のおもてなしをお客さまに提供するための
研修旅行と銘打っているなど地に足をつけた経営を披露していただいた。

【第7回講座】

◎日 時:11月25日(木)18:30~20:00 (対面・zoom両面で開催)
◎会 場:鶴屋9階、熊本県民交流館パレア
◎講 師:味噌醤油工業協同組合理事長 橋本和彦氏
◎テーマ:「味噌醤油よもやま話」

世の中に先駆けて「卵かけご飯用醤油」を開発し全国に広めた理由。
熊本の味噌醤油作りの歴史や取組を通して業界の昨今の状況や新しい可能性について。

主査:松田香里

「情報流通構造の事例研究会 10月活動報告」イメージ画像

情報流通構造の事例研究会 10月活動報告

10月26日定例会開催 参加メンバーは7名
テーマ「炎上のメカニズムを検証する」として10月初旬に話題になった
企業広告事例を検証し議論した。


(1)非難された広告表現について
(2)SNSではどのような人々が誰の何を非難していたのか
(3)当該企業の公式表明の内容と掲載フォーマットは謝罪姿勢に合っていたか
(4)過去に同様な非難を受けた事例はあったか

SNSで非難コメントが一日に6万件以上が投稿されたことを受けて、
次の日の午前中には当該企業は広告展開を中止した。予定では大規模に
継続的に広告キャンペーンを行う予定であった。投稿されたコメントを
分析したところ、広告の拠点と広告表現に対する非難であった。つまり
企業名を掲げて直接非難が集中しているのではなく、「炎上している風景」
だけを見て「炎上状態」が広く拡散している状態だった。


企業の謝罪公式コメントのサイトには営業要素も含んでおり、掲載の形式
(サイトの掲載フォーマットの様式)もこの場合には適正ではなかったと考える。
タイトルのスペースや画像掲載の割り振りが謝罪にふさわしくない様式であった。
炎上や予期せぬアクシデントは起こりえる。


他社事例をクリティカルな視点で検証し「自分事化」して対応策、イメージ回復策
を議論した。定例会ではあえてテーマを縛らずに旬の話題やメンバーからの問題提起
など自由闊達に議論している。スポット参加も歓迎します。

次回は11月29日月曜日18時開催  
テーマは「コミュニケーションプランニングのメソッド」コミュニケーション
プランのプロセスについて PRSA(アメリカの広報協会)が最善としている
流れがあり、紹介します。 簡単に説明すると、以下の通りです。
Research Planning Implementation Evaluation RPIE 方法と呼ばれています。

12月も開催が決定しています。12月13日月曜日 18時より
テーマは「フェイクニュースの生態系を読み解く」
学会会員でもある藤代 裕之氏の新著「フェイクニュースの生態系」マスメディア、
ミドルメディア、ソーシャルメディアにプラットホーム(ディストリビュータ)
を含めた生態系が丸ごと汚染されている、という問題意識でその現状を確認・分析し、
新しい(除染された)生態系を確立するためには、、という論を展開されています。
これをもとに事例検証を試みます。


参加希望者は tashiro@materialpr.jp まで

主査:田代順

「関西部会第2回広報塾開催案内」イメージ画像

関西部会第2回広報塾開催案内

関西部会では「現場の広報課題を知見と理論で解決策を考える」
をシリーズテーマに掲げ、広報塾を開催しています。
初回となった10月はオムロン株式会社の「立石一真創業記念館」の
バーチャルミュージアム見学を行い、コロナ下における従業員への
経営理念の浸透を考えました。


2回目の今回は、リアルの企業博物館の見学を通してバーチャルと
リアルの比較を試みます。

清酒・松竹梅や日本で初めて缶入りチューハイを発売したこと
で知られる宝酒造が、創業の地である京都・伏見に開設した
「宝ホールディングス歴史記念館」。基本的には一般公開をして
おらず、宝酒造の社員、グループ企業の社員対象に企業アイデンティティ
の理解促進のために設立された社内研修施設です。


このたび本部会の活動にご理解をいただき、特別に見学が可能と
なりました。たいへん興味深い展示がそろっています。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から参加人数を限定しての
開催となりますが、皆様のご参加をお待ちしています。 

【開催日】2021年12月14日(火) 

【集合等】14時30分に京阪電車丹波橋駅改札口付近に集合
     徒歩にて宝ホールディングス歴史記念館へ移動します。
     記念館の山崎館長によるガイド付で17時頃まで見学の予定。

【案 内】粟津重光氏(日本広報学会 理事 関西部会員)

【懇親会】見学会終了後、希望者で近隣にて意見交換を兼ねた懇親会を予定。
     会費6000円程度。
※新型コロナウイルス感染症の状況をみて変更することがあります。

【定 員】先着15名ですが、9名の参加枠(11月8日現在)があります。


詳細および申し込みはリンク先(外部リンク)の申込フォームから
https://peatix.com/event/3057181/view


◯メディア掲載
(1)「月刊広報会議」2021年12月号(2021年11月1日発行)の日本広報学会員による連載記事 
P96 -97:大学広報ゼミナール 執筆者:谷ノ内識(追手門学院大学広報課長) 
タイトル:経営層の関与に変化 国公立大学の広報組織

「情報流通構造の事例研究会9月活動報告」イメージ画像

情報流通構造の事例研究会9月活動報告

9月28日定例活動報告 参加:池田、井上、岩澤、太田、小山、田端、西川、田代

テーマ:森永製菓の製品ニュースリリースから水面下の個別取材コンタクトを推察する
https://www.morinaga.co.jp/company/newsrelease/detail.php?no=1989
ニュースリリースをヒットさせる見出しノウハウ

【ポイント解説】
① キイワードで「なにこれ」を想起させる
② 違和感の取り合わせで想像を掻き立てる
③ 一列は13文字~16文字程度で収める

【概要】
今回は森永製菓の秀逸なニュースリリースの見出しを紹介しました。
見出しは3段に分けて同じ級数の文字で
『構想3年!食感を守る“チョコの壁”登場』思わず目に留まります。
構想3年は「開発に3年もかけた自信作」の12文字が4文字に凝縮されています。つかみは十分です。
構想〇年は見習いたいワードです。

次は「食感を守る“チョコの壁”」で、これは違和感の取り合わせの手法です。

「食感を守る」が訴求したいワードで「チョコの壁」を組み合わせることで
どんな壁だろうと想像を掻き立てられます。
意外な取り合わせのその先を覗いてみたいと思わせる仕掛けです。

森永製菓のCC本部では3月のニュースリリース発表の後から、
6月前後に向けてアイスクリームの需要喚起させるための
テレビや重要メディアには個別対応して取材を誘致しているようです。

広報戦略ではニュースリリース発表だけでなく、
重要メディアに的を絞ってエビデンスや産業データを追加して、
個別に取材を獲得しています。
需要喚起のタイミングを狙って重要メディアの個別対応が水面下であったと推察されます。

次回は10月26日火曜日18時より
参加希望はtashiro@materialpr.jpまで


「『広報研究』第26号の投稿を募集中です。」イメージ画像

『広報研究』第26号の投稿を募集中です。

研究発表全国大会で発表した研究内容も、論文として投稿できます。
口頭では発表しきれなかった内容を整理して、学会誌に投稿しませんか?

もちろん、未発表の論文も歓迎します。
申込み締切はもうすぐ(11月4日)ですが、原稿締切は11月25日です。
皆様の原稿をお待ちしています。

投稿ジャンル(査読有)は以下の3つです。

(1)論文:
新しい知見に寄与する内容で、
学術論文としての基準を満たす研究成果を発表するもの

(2)総説
広報研究の歴史的背景・重要性・進捗状況・今後の発展の
方向への示唆など、国内・国外を問わず、幅広く展望するもの

(3)事例研究
現実事象から一般的な理論を導き出すための基礎資料の分析・理論・方法
および企業・団体等のケース・スタディ

(1)(2)(3)の原稿分量は、いずれも本文24,000字以内
(15ページ以内/注釈・図表・参考文献を含む)

このほか、非査読の投稿ジャンルは以下の(4)と(5)の2つです。
(学会誌委員会による内容確認あり)

(4)研究ノート:
速報性、記録性が求められる研究を中間発表的に取りまとめたもの
原稿分量は、本文12,000字以内(8ページ以内/注釈・図表・参考文献を含む)

(5)実務からの考察:
実務家会員に論考をまとえていただくもの・経験に基づく考察など。
原稿分量は、本文24,000字以内(15ページ以内/注釈・図表・参考文献を含む)

上記(1)~(5)のいずれも、400字以内の和文要旨と5つのキーワード
100語以内の英文要旨と5つのキーワードを付けて下さい。

投稿申込の締切及び方法は、以下の通りです。

申込締切:2021年11月4日(木)
申込方法:本学会webサイト
(投稿規定 | 日本広報学会  https://www.jsccs.jp/publishing/regulations.html )から、
「投稿申込書」をダウンロードして、
事務局(jsccsty@gamma.ocn.ne.jp)へ送信して下さい。
論文提出用のフォーマットをお送りします。

原稿提出締切:2021年11月25日(木)
詳しくは、学会webサイトを参考にして下さい。

(学会誌委員会委員長 駒橋恵子)

過去の研究会報告

「日本広報学会第27回研究発表全国大会が盛況のうちに終了しました。ご協力有難うございました。」イメージ画像

日本広報学会第27回研究発表全国大会が盛況のうちに終了しました。ご協力有難うございました。

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「第3次経営コミュニケーション研究(2021年7~8月度)」イメージ画像

第3次経営コミュニケーション研究(2021年7~8月度)

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