学会の活動
研究会報告
ここでは、研究事例・交流部会、研究会(学会助成研究)での活動についてご紹介します。
次回開催予定 Next Event
2月定例会報告、3月定例会予告
本部会では毎月海外の広報研究資料を読み、オンラインで議論をしています。
以下は2月定例会の報告と、3月の予告です。本部会は2023年度も活動を継続予定です。
参加希望者は国枝(t_kunieda@sophia.ac.jp)までご連絡ください。
<報告>第8回2月18日:和田仁会員(東京国際大学)、ヘルスコミュニケーション
Al-Dmour, H., Masa’deh, R., Salman, A., Al-Dmour, R., & Abuhashesh, M. (2022).
The Role of Mass Media Interventions on Promoting Public Health Knowledge and
Behavioral Social Change Against COVID-19 Pandemic in Jordan. SAGE Open, 12(1).
https://doi.org/10.1177/21582440221082125
(「ヨルダンにおけるCOVID-19パンデミックに対する
公衆衛生知識の普及と態度的社会変化に対するマスメディア介入の役割」)
<予告>第9回3月18日:吉田則昭会員(目白大学)、プロパガンダ
Chernobrov, D., & Briant, E. L. (2022).
Competing propagandas: How the United States and Russia represent mutual propaganda activities.
Politics, 42(3), 393–409. https://doi.org/10.1177/0263395720966171
(「競合するプロパガンダ:米国とロシアは相互のプロパガンダ活動をどのように表現しているか」)
(部会長 国枝智樹)
九州部会第二回研究会
九州部会第2回研究会開催
(異文化経営学会九州部会第9回研究会との合同開催)
◎ 期日:2023年3月11日(土)13:30~17:00 懇親会(19時まで)
◎ 会場:JR博多シティ会議室(JR博多駅ビル9階)
◎ スケジュール:13:30 開会挨拶(小野九州部会長)、3件の報告(各30分、質疑5分)
◎第一報告 「地域課題解決における映像コンテンツ活用に関する一考察~BSよしもとの地域戦略にみる潮流~」
吉村聡史(大分芸術文短期大学 情報コミュニケーション学科 講師)
◎第二報告 「アメリカ発スタートアップの歴史的考察」
堤 悦子(北海商科大学 商学部 教授)
◎第三報告 「Global Supply Chain におけるEconomic Statecraft の国民感情に与える影響」
岡 陽子(福岡大学 商学部 准教授)
◎記念講演15:30~16:30 「IT新時代のジャーナリストのプラットホームづくり
~グローバルヘルス、パンデミック、プラネタリーヘルス~
*講師:藤野博史氏(NPO法人日本医学ジャーナリスト協会理事・西日本支部長)
◎全体総括:井沢良智先生(九州産業大学 名誉教授)
◎会長挨拶:馬越恵美子会長(異文化経営学会)
◎懇親会:博多駅ビル9階「クッチーナ」
TEL:090-5553-3234 (3月9日まで受け付けます)
日本広報学会九州部会第2回研究会開催
(異文化経営学会九州部会第9回研究会との合同開催)
◎ 期日:2023年3月11日(土)13:30~17:00 懇親会(19時まで)
◎ 会場:JR博多シティ会議室(JR博多駅ビル9階)
◎ スケジュール:13:30 開会(小野九州部会長)、3件の報告(各30分、質疑5分)
◎第一報告 「地域課題解決における映像コンテンツ活用に関する一考察
~BSよしもとの地域戦略にみる潮流~」
吉村聡史(大分芸術文短期大学 情報コミュニケーション学科 講師)
◎第二報告 「アメリカ発スタートアップの歴史的考察」
堤 悦子(北海商科大学 商学部 教授)
◎第三報告 「Global Supply Chain におけるEconomic Statecraft の国民感情に与える影響」
岡 陽子(福岡大学 商学部 准教授)
◎記念講演15:30~16:30 「IT新時代のジャーナリストのプラットホームづくり
~グローバルヘルス、パンデミック、プラネタリーヘルス~
*講師:藤野博史氏(NPO法人日本医学ジャーナリスト協会理事・西日本支部長)
◎全体総括:井沢良智先生(九州産業大学 名誉教授)
◎会長挨拶:馬越恵美子会長(異文化経営学会)
◎懇親会:博多駅ビル9階「クッチーナ」
◎お問合わせ、申込み:九州部会長 小野豊和 toyokazuono@gmail.com
TEL:090-5553-3234 (3月9日まで受け付けます)
(部会長 小野豊和)
交流部会「九州地域の組織体にCCを根付かせる為の研究」
・前半は主査(松田)の取り組み状況報告(約30分)に対する質疑応答。
福岡地区唯一の企画提案型PR会社として、これまで携わった商業施設や地域開発事業を振り返る。
イムズ(閉館までの12年半を担当)、マークイズ福岡ももち、博多リバレイン、
ららぽーと福岡、天神地下街、010BUILDINGなど複数施設のメディアリレーションを担当するが、九州地区は映像・紙メディアへの期待がまだ大きい。
天神ビッグバンやリバーフロントNEXTなどの都市開発、インバウンド、
ナイトタイムエコノミーなど福岡都市圏ならではのニュースの作り方を共有した。
他にも大学(APU他)や農業機械メーカーなどでの取り組みを紹介。
・後半は各人の現況報告を行い、今後の九州における研究会のあり方、方向性について議論した。
(小野豊和)
情報流通構造の事例研究会2月定例活動報告
発表者:玉川さん 「chatGPTの有効活用:広報活動へ心理学を応用する利点はあるか?」
昨年11月にローンチしたオープンAIが話題になっている。
検索や資料作成について利便性が上がる期待と、危険視する意見も見られるようになってきた。
発表と議論:玉川氏より「広報に心理学を適用する利点. そのための理論、応用方法、事例はありますか?」とGPTに問いかけその回答を検証した。
各参加者からはGPTの活用事例や注意点などが寄せられた。以下に要点をまとめる。
●「再現性がみられない」同じ内容の質問をすると
質問者によってニュアンスの違う回答がみられた。
質問者を観察してカスタマイズしているのか、
AIの回路の違いで異なる回答になるのか再現性について一抹の不安がみられた。
【検証事例】
質問:ウクライナ侵攻と台湾への中国併合の影響で大規模な戦争、
第三次世界大戦になる可能性はありますか?
【0228質問者田代への回答】
私たちAIには未来を予測する力はありませんが、
現在の状況は非常に深刻であることは間違いありません。
ウクライナ侵攻と台湾に対する中国の脅威は、地政学的に重要な問題であり、
国際社会の安定に影響を与える可能性があります。
第三次世界大戦が起こる可能性があるかどうかは、多くの要因に依存します。
国際社会が協力して紛争を解決することができれば、戦争を回避することができます。
ただし、武力行使による解決が選択された場合、
地域的な紛争が拡大し、他の国々が介入する可能性があります。
そのような場合、第三次世界大戦が起こる可能性があると考えられます。
したがって、現在の情勢は非常に深刻であるため、
国際社会がこの問題を解決するために協力する必要があります。
紛争解決のための外交的手段を優先し、
対話と交渉を通じて、平和的で持続可能な解決策を見つけることが重要です。
【0228質問者玉川への回答】
私はAI言語モデルであり、未来の出来事やその結果を予測することはできません。
また戦争の可能性について推測することは適切ではありません。
ただ、国家間の紛争や緊張は深刻な影響を及ぼす可能性があることを認識する必要があります。
すべての関係国が平和的な解決策を探り、暴力を回避することが最善の利益になります、
外交とコミュニケーションは紛争を予防し、解決するための重要な手段であり、
相互理解と協力に向けて、すべての国が協力して務めることが重要です、
また、異なる文化やバックグラウンドを持つ人々に対して
寛容、尊重、共感を促進することも重要です。
それにより、相互理解を深め、誤解を防止し、紛争を回避することができます。
●「危機予測への活用」これから実施する施策についてGPTに状況設定を投げかけることにより、あらゆる潜在リスクをあぶりだすことができる。今後は事例検証してみたい。
●「記事が書ける」与える条件や情報にもよるがコントロール次第では客観表現の記事を書かせることは可能。
●「ニュースリリース原稿への応用」
まとめ:GPT活用の一考察
問題意識や主観的な表現については未知数だが、
過去事例やキイワード抽出、現状分析については十分な成果が得られる。
知的所有権や著作権には留意が必要だが、実務に生かせる活用施策を検証していきたい。
3月は28日火曜日18時からオンラインで開催予定
(田代 順)
4/18(月)第83回広報塾 (トヨタイムズの取り組み)追加募集のご案内
大変好評につき、すでに募集を締め切らせていただいた
4月18日(月)開催の「第83回広報塾 (トヨタイムズの取り組み)」ですが、
各方面のご協力により、急遽、聴講人数を大幅に増やすことが可能になりました。
タイミング的にお申込みいただけなかった方におかれましては、
是非お申込みください。なお、準備の都合上、14日(木)18:00までにお願いします。
(再度定員に達した場合は、締め切りを早めることもありますがご理解ください)
詳細およびお申込みは以下からお願いします。
https://www.jsccs.jp/activity/lessons/2022/82-1.html
なお、ZoomのURLは、4月11日までにお申込みを頂いた方には
4月12日(火)にお送りさせていただいておりますのでご確認ください。
12日(火)以降にお申込みの方も含め、ご出席予定の方全員に、
4月15日(金)には再度ご案内します。
※今回の広報塾は会員限定です。
会員以外の方へのご案内、会員以外の方からのお申込みはご遠慮ください。
上記2件とも、お問合せは事業委員会委員長 鶴野充茂までお願いします。
tsuruno@beanstar.co.jp
4/16(土)「第4回研究フォーラム」参加募集
「第4回研究フォーラム」の参加者募集につきましては、
早速多数の方からお申込みをいただいており、ありがとうございます。
まだ若干の余裕がありますので、ご興味のある方は奮ってお申込みください。
部分的なご参加も歓迎します。
なお、この研究フォーラムは、幅広いご意見を頂戴すべく、会員以外の方も参加いただけます。
詳細およびお申込みは以下からお願いします。(申込締め切りは4月14日(木)18:00)
https://www.jsccs.jp/info/news/research-forum-4th.html
なお、ZoomのURLは、4月11日までにお申込みを頂いた方には
4月12日(火)にお送りさせていただいておりますのでご確認ください。
12日(火)以降にお申込みの方も含め、ご出席予定の方全員に、
4月15日(金)には再度ご案内します。
「新たな広報概念の定義」プロジェクトから
第2回全体ミーティングを3月26日(土)に開催しました。
総勢26名が参加し、2時間半にわたっての活発な議論が行われました。
内容は、研究チームからの2つの発表。
(1)広報、PR、CCの過去の定義を整理した一覧表をもとに年代別の振り返り、
(2)会員向けアンケートの集計結果の共有(会員の約2割128名からの回答あり)
定義については、社会学的論点か経営学的論点かで差があることや、
定義に対する混乱の一因として、定義の多さと幅広さにあることなどを再確認しました。
後半は4つのグループに分かれてのグループディスカッション。
「生きた定義」の必要性や、2層か3層での定義の可能性などが提示されました。
多くの会員のアンケートへの回答、多くのプロジェクトメンバーの参加による
活発な議論など、「新たな広報概念」のテーマに対する関心の高さを改めて体感しました。
今後は、6月7日の総会後の時間を使って
会員の皆様へ本プロジェクトの中間報告を行います。
総会への参加と合わせて、ふるってのご参加をお願いいたします。