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NKP新たな広報概念の定義プロジェクトの進捗報告

「新たな広報概念の定義」プロジェクトは、定義文案の検討のフェーズに入ってきています。

研究チームでは、8月3日の検討会議で、リーダーの国枝先生を中心に準備した定義文案をもとに、
数点の論点の整理および多様な意見の抽出を行いました。

定義文の構成は、(1)主体(誰が)、(2)客体(誰に対して)、(3)目的(何を目指すのか)、
(4)手段(目的の達成のための具体的行為、活動)で構成する方向です。

また、8月31日に開催されたプロジェクト全体会議では、研究チームで検討、
修正された定義文案をもとに4グループに分かれて議論をし全体で共有しました。
数点の論点毎に、意見の広がりはあるものの、ある程度の共通見解も出始めており、
10月16日の研究発表全国大会での発表に向けて順調に進捗した状況です。

今後は、全国大会での進捗状況の発表、
その後に予定している学会内パブリックコメント(アンケート)の収集、
学会内外の識者や広報関連諸団体との協議などのプロセスを経て来春の公表を目指してまいります。

プロジェクトメンバーは、現時点における「新たな広報概念」を定義することは、
広報の領域に対する世の中の理解度の向上、広報にかかわる人達に対する評価の向上、
さらには広報に関係する人たちの間における認識の共有に貢献するとの共通の目的意識をもって、
このプロジェクトを進めております。

引き続きのご支援とご期待をよろしくお願いいたします。

(柴山慎一・理事長、本プロジェクトマネージャ)