学会の活動

研究会報告

概要Outline

「「ESG/SDGsと広報」研究会の活動報告」イメージ画像

「ESG/SDGsと広報」研究会の活動報告

今期から新設された「ESG/SDGsと広報」研究会は、
法人会員(4)、個人会員(11)合わせて15名の登録からスタートし、
その後、複数の追加参加を得ながら、活動を継続しています。

当研究会では、各回において、
会員からの事例発表や専門的知見の共有と意見交換を重ねており、
さらに今後は外部専門家のミニ講演なども予定しています。
最終的には研究会としての何らかの提言をとりまとめることを目標としています。

前回報告の6月30日(第1回)、8月23日(第2回)の研究会に続き、
第3回(10月)、第4回(12月)、第5回(2月)の研究会を開催しました。
いずれも多彩かつ多才な研究メンバーから相互に活発な意見が交わされました。

10月18日の第3回研究会では、
メンバーの中から二社(電通、野村総合研究所)の
(研究・コンサルティングの専門的立場からの)発表をもとに意見交換しました。

12月13日には第4回の研究会では、
メンバーの中から二社(味の素、MS&AD)の事例発表をもとに意見交換しました。

2月17日には第5回の研究会があり、これまでの討議の中間まとめとして、
下記の論点で意見交換をしました。

・ESG/SDGsと広報はどんな関係性か
・ESG/SDGsの広報はどんな方向性がありうるのか
・ESG/SDGsと広報を深化させるための課題とは

意見交換では、主にESG/SDGsと広報機能の枠組みについても、
活発な議論が交わされました。

広報・コミュニケーションの方向としては、
「社会の視点を取り込む(INPUT)」
「社内・社外に発信・浸透する(OUTPUT)」という2つがあることや、
ESG/SDGsに関する広報・コミュニケーションの目的も
攻め・守りの文脈があるなどの観点があげられました。

今後は外部ミニ講演からの知見も加えながらESG/SDGsに関わる
広報機能の役割などについて議論を深めていく予定です。

「ESG/SDGsと広報」研究会 は、継続的にメンバーを募集しております。
平日夕方の時間帯で、オンライン開催を中心としていますので、
ご関心のある方は、下記までご連絡ください。

研究会主査:社会情報大学院 柴山慎一 ( s.shibayama@mics.ac.jp )