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広報のDXを考える講演会を開催(DXコミュニケーション研究会活動報告)

DX(デジタル・トランスフォーメーション)は、デジタル技術を駆使して
ビジネスモデルを変革する経営革新の取り組みですが、
同時にコミュニケーションの変革を通じて広報が経営に貢献する挑戦でもあります。
DXコミュニケーション研究会では、広報のDXについて考えインサイトを獲得する機会として
有識者を招いた講演会を開催するなど、実践事例研究や様々な分野のリーダーとの交流を通じて
広報のDXの在り方を探求しています。

1月18日には、「パーパス・ブランディングと広報・PR」をテーマに
オンライン講演会を開催しました。
講師は「パーパス・ブランディング」(宣伝会議)を昨年7月に出版した
エスエムオー株式会社代表取締役の斎藤三希子氏です。
ゲスト参加者を含め20名が参加し、パーパスの社会的意義や経営理念との違い、
パーパスを実践するための工夫、広報の役割などについて活発な議論を交わしました。

先行き不透明なVUCAの時代、企業には社会の中における存在意義として
パーパスが問われており、社会と企業をつなぐ広報の役割は従来以上に重要です。
パーパスをメッセージのコア(中核)として位置付けて一貫したコミュニケーションを行うことで、
一体感のある組織文化の醸成や他社との差別化を図ることが期待されます。

次回研究会では、PR Automationなどのサービスで広報のデジタル化を支援している
プラップノード株式会社代表取締役の渡辺幸光氏を講師に招き、
広報のDXを加速させるデジタルプラットフォームの現状と
今後の展望についてディスカッションします。

デジタルサービスで今できることとできないことを知るとともに、
今後の広報のデジタル化の可能性を探ります。研究会メンバー以外でも参加可能ですので、
参加を希望される方は主査の大橋( yukihiko.ohashi.kq@hitachi.com )まで
メールでご連絡下さい。

日 時:2022年3月15日(火)18:30-20:00
テーマ:広報のDXを加速するデジタルプラットフォーム(仮題)
講 師:プラップノード株式会社代表取締役 渡辺幸光氏
形 式:オンライン(Zoom会議)

(DXコミュニケーション研究会主査 大橋行彦 日立製作所)