学会の活動

研究会報告

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情報流通構造の事例研究会9月活動報告

9月28日定例活動報告 参加:池田、井上、岩澤、太田、小山、田端、西川、田代

テーマ:森永製菓の製品ニュースリリースから水面下の個別取材コンタクトを推察する
https://www.morinaga.co.jp/company/newsrelease/detail.php?no=1989
ニュースリリースをヒットさせる見出しノウハウ

【ポイント解説】
① キイワードで「なにこれ」を想起させる
② 違和感の取り合わせで想像を掻き立てる
③ 一列は13文字~16文字程度で収める

【概要】
今回は森永製菓の秀逸なニュースリリースの見出しを紹介しました。
見出しは3段に分けて同じ級数の文字で
『構想3年!食感を守る“チョコの壁”登場』思わず目に留まります。
構想3年は「開発に3年もかけた自信作」の12文字が4文字に凝縮されています。つかみは十分です。
構想〇年は見習いたいワードです。

次は「食感を守る“チョコの壁”」で、これは違和感の取り合わせの手法です。

「食感を守る」が訴求したいワードで「チョコの壁」を組み合わせることで
どんな壁だろうと想像を掻き立てられます。
意外な取り合わせのその先を覗いてみたいと思わせる仕掛けです。

森永製菓のCC本部では3月のニュースリリース発表の後から、
6月前後に向けてアイスクリームの需要喚起させるための
テレビや重要メディアには個別対応して取材を誘致しているようです。

広報戦略ではニュースリリース発表だけでなく、
重要メディアに的を絞ってエビデンスや産業データを追加して、
個別に取材を獲得しています。
需要喚起のタイミングを狙って重要メディアの個別対応が水面下であったと推察されます。

次回は10月26日火曜日18時より
参加希望はtashiro@materialpr.jpまで