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情報流通構造の事例研究会4月の活動報告

#dontbesilent をめぐる
SNS上のコミュニケーションとオンライン記事の言説の乖離に関する考察
発表は西川順子さん
4月25日オンラインで開催 
参加:稲沢、井上、小山、太田、玉川、西川、田代

SNSでのコミュニケーションとオンライン記事の言説との乖離に関する解説。
広報文化外交と呼ばれる在日大使館と国内のSNSユーザーとの言説を解析した。

ことの発端は五輪開催前の「森喜朗発言」によるジェンダーイクオリティ蔑視だ。
2月3日会合での発言に翌の謝罪会見の直後に
各国大使館から#dontbesilentが#男女平等とともに配信された。
言説をテキストマイニングと時間軸で調査分析を行った。

言説はおおきく5つのグループに分類されて、
それぞれの論調を分析したが批判や五輪開催など違うベクトルへの言説など
いくつかの指向性が見えたという。

また、森発言に追従したのはEU諸国の在日大使館でトーンや画像など
きわめて統一感があった。
#発信側の思想の共有があり相乗効果があったのではないか。
全体の約1/4が好意的論調であり、大半の57%に批判的論調がみられた。

5月もメンバーによる発表を予定しています。
5月23日月曜日18時より参加希望は tashiro@materialpr.jp まで

参考:#dontbesilentの起源は https://twitter.com/search?q=%23dontbesilent%20until%3A2010-6-1&src=typed_query&f=live