学会の活動

研究会報告

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理論研究部会2022:5月定例会報告、6月予告

本部会では毎月海外の広報研究資料を読み、議論をしています。
メンバーは随時募集中しています。

【報告】第11回5月13日:宮部潤一郎会員(Independent Scholar)、
テーマ:インターナル・コミュニケーション

Impink, S. M., Prat, A., & Sadun, R. (2021).
Communication within Firms: Evidence from CEO Turnovers. National Bureau of Economic Research.

本論文は組織経済学のワーキングペーパーで、CEO の交代イベントとそれに伴う不確実性の増加が
従業員間のコミュニケーションに与える影響について検証した。
分析対象は102社から集めた約5億件のメールと8,000万件の会議データ。

議論では組織経済学と広報研究の視点の違い、
CEO交代が組織内のコミュニケーションに与える影響とインターナル・コミュニケーションの関係、
実務的意味、広報の役割・機能の範囲などについて議論した。


【予告】第12回6月17日:山村公一会員(TSコミュニケーション)、
テーマ:インターナル・コミュニケーション

Shimizu, M., & Yamamura, K. (2023).
Revs Your Heart: How Yamaha Motors Revved Up Its Employees during Corporate Transformation.
In Internal Communication and Employee Engagement (pp. 343–356). Routledge.