本研究事例・交流部会では広報の理論的知見や広報理論の実務に対する示唆を把握するため、
毎月英語文献の輪読会をオンラインで開催しています。
担当者がレジュメを用いて報告し、全員で議論を行います。
参加希望の方は国枝（ t_kunieda@sophia.ac.jp ）までご連絡ください。

【報告】
第20回 2月19日
担当：国枝智樹（上智大学）
テーマ：戦略コミュニケーションの定義

Zerfass, A., Verčič, D., Nothhaft, H., & Werder, K. P. (2018).
Strategic Communication: Defining the Field and its Contribution to Research and Practice.
International Journal of Strategic Communication, 12(4), 487–505.
https://doi.org/10.1080/1553118X.2018.1493485

戦略的コミュニケーション（SC）の定義とその概念について考察した論文について議論した。
論文はPRという概念や言葉の問題について国際的な視点から整理し、
SCのPRに対する優位性や課題について詳細に述べている。
メンバーの議論では、SCが注目されている理由や欧州特有の問題意識が
反映されている可能性などについて意見を交わした。

【予告】
第21回 3月19日
担当：村上信子（大分県立芸術文化短期大学）
テーマ：ジャーナリズム

Mutsvairo, B., Borges-Rey, E., Bebawi, S., Márquez-Ramírez, M., Mellado, C., Mabweazara,
H. M., Demeter, M., Głowacki, M., Badr, H., & Thussu, D. (2021).
Ontologies of Journalism in the Global South.
Journalism & Mass Communication Quarterly, 98(4), 996–1016.
https://doi.org/10.1177/10776990211048883

国枝智樹（上智大学）