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研究会報告

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関西部会 第2回広報塾 報告「企業博物館見学(宝ホールディングス歴史記念館)」

日本広報学会の関西会員でつくる関西部会では「現場の広報課題を知見と理論で解決策を考える」を
シリーズテーマに掲げ、広報塾を開催しています。
2回目は、リアルの企業博物館の見学を通してバーチャルとリアルの比較を試み、 2021年12月14日に京都市伏見区にある「宝ホールディングス歴史記念館」の見学会を行いました。 当日は、広報学会員以外も含め7人と関西部会から2人の合わせて9人が参加しました。 清酒・松竹梅や日本で初めて缶入りチューハイを発売したことで知られる宝酒造が、 創業の地である京都・伏見に開設した「宝ホールディングス歴史記念館」。 基本的には一般公開をしておらず、宝酒造の社員、グループ企業の社員対象に 企業アイデンティティの理解促進のために設立された社内研修施設です。 館内では山崎館長からの「宝ホールディング」の共有の価値観のひとつである 「チャレンジ精神」の具現化としての、焼酎、みりん、清酒、ビール、バイオへと続く 挑戦の歴史の説明を受けたあと、実際に館内を見学しました(展示物は撮影禁止)。 創業家からの事業承継も含めた造り酒屋の延長に留まらない発展の基にある経営理念の重要さと、 グローバル化の中での社員教育施設としての歴史記念館の重要さをまぢかに感じることができました。 参加者が特に盛り上がったのは、大物タレントを起用した清酒「松竹梅」の 歴代CMの視聴コーナーで、時代背景と重ね合わせながら見入っている方もいました。 広報学会ホームページでの報告⇒ https://www.jsccs.jp/activity/regional-subcommittee/2022/2-1.html

■メディア掲載

「月刊広報会議」2022年2月号(2022年1月1日発行)の日本広報学会員による連載記事  P84 -85:大学広報ゼミナール 執筆者:谷ノ内識(追手門学院大学広報課長)  タイトル:視点はジャーナリスティック 社会と大学をつなぐ 3年にわたって連載してきましたが、35回目となった本回で完結しました。 なお、30回分を収録した「大学広報を知りたくなったら読む本」(大学教育出版)を、 2021年12月30日に発刊しました。